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涙が出ない

人間の目は通常、睡眠時以外は涙の膜で外界の菌や異物から目を守っています。ドライアイになると、その涙の分泌量が減ったり、あるいは乾いたりして目の疲れや痛みを招きます。軽い症状であれば、疲れを感じやすい程度ですが、症状が悪化すると、角膜に傷がついたり、炎症を起こしたりします。このドライアイの症状は、現代の日本人の生活環境によって引き起こされます。一日中空調が効いた環境にいることや、パソコンの長時間使用などが特にドライアイの引き金になっています。特にパソコンや携帯電話等の液晶画面を長時間見ることでドライアイの危険は高まります。液晶を見ている間は、瞬きの回数が少なく、乾燥しがちになるため注意が必要です。また、コンタクトレンズの使用などでドライアイを招くことがあります。コンタクトレンズを装着している場合、涙の量が減り、瞬きの回数も減少しています。コンタクトレンズの通常の使用時間は12時間〜16時間と言われますが、なるべく装着時間を短くして、目薬をこまめに差すなどの対策が重要です。ドライアイの症状が軽い場合は、市販の目薬でも十分に改善が見込めます。人間の涙に近い成分でできた人口涙液タイプの目薬がドライアイ対策には有効だとされています。防腐剤など余分なものが入っていないものを選ぶことが重要です。ただし、ドライアイの症状は悪化すると様々な眼病を引き起こすため、できれば眼科での診断を受けた方がいいでしょう。眼科では目薬の処方のほかに、涙点プラグ(涙点いプラグを装着して涙の分泌を促す)などの専門的な治療も受けられます。コンタクトレンズを使用していて、ドライアイに悩むようであれば、まず眼鏡に代えてみるのも一つの対策です。